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2006年7月24日 (月)

日本人って

こんにちは。X3です。

『アメリカ人って』というブログで書いた「フラット化する世界」ようやく読み終えました。正確にいうと読み飛ばし、読み終えたことにしました。

フラット化する世界(下)

だって、ずーっと手を変え、品を買え、同じこと言ってんだもん。

「これから競争が激しくなるぞ!ノンビリしてる場合じゃないぞ!ガンバレアメリカ人!お前たちならできるぞ!自信を持て」って。

でも、こんなこと書いてると「つまんねぇ本やな~」と誤解されそうですけど、内容は面白いので読んでくださいね。ホント、饒舌すぎるだけですので。

ところで、この本を読んで「なんとなくそうかなぁ」と思ってたことが、「やっぱりそうだったかぁ」と確信したことがありました。

何かというと、

小泉首相ってホント、郵政民営化改革だけをやりたかったんだなぁということです

ずーっと、「構造改革には痛みが伴います!」って言い続けていたせいで、

今の失業率とか格差社会とかって、小泉さんが構造改革を進めた結果の「負の部分」みたいなイメージがありますけど、そのカラクリは、単純に世界がフラット化しただけで、工場が中国にできてそっちに仕事がいって、単純労働に従事していた人たちの仕事が奪われたにすぎないんですよね。

格差社会にしても、単純労働には「安い対価」しか払われず、アウトソーシングできない知的労働には「高い対価」が支払われる。その結果として、大きな格差が生まれてしまう。これも、要はフラット化する世界の延長です。

別に誰が首相をやっていても、こうなったんですよ。恐らく。

それをあたかも小泉さんがやったように、錯覚させた。僕たちを。

巧みなPR戦術に長けていたというのがひとつ。

もうひとつは、垂れ流される情報を「自分で咀嚼せず、そのまま鵜呑み」にし、その裏にあるコトを読まなくなったおバカな僕たちの存在があったから。

圧勝した参議院選挙の時、後輩君のプランナーに「どこに投票するの?」って聞いたら、間髪いれず、

「自民党ですよ」。

「なんで?」と聞くと、

「簡保の宿とかほとんど赤字って知ってましたー。国民の税金つぎ込んでるんですよ。そんなのよくないですよ」だって。

そんとき、メチャクチャ驚きました。何を言ってんだろう彼はって。

メディアの情報をそのまま鵜呑みできる素直さというか、アホさというか。国民の税金使って、赤字な施設なんと他にたーくさんあるのに、そういうことには目もくれずメディアの言ってることをそのまま信じちゃう。巧みなPR戦術により、郵政事業は「悪」だってことをイメージさせてるだけなのに。でも、「郵政事業は民営化しなくちゃ」ってなっちゃう。

正直、「君はプランナーには向いていないよ」って言葉が出そうになりました。

でも、圧勝したんだから、多くの人が彼のような思考回路ってことんなんですよね。当時結構、ブルーになりましたねぇ。絶対民主党が勝つと思ってたもん。

話を戻すと、この2つにより小泉さんはナガーイ間自分のやりたいことだけを、ただひたすらやってきたんでしょうね。そしてそれが、できたんだろうな。

だから、もうお腹いーっぱいって感じで辞めちゃうんでしょうね。満足しちゃったから。

ホントにいろんな意味で稀有な総理大臣だったなって思います。

日本のためとか、国民のためとかではないのに異常に高い支持を受け、

「国民ってアホだなと思いながら、自分のために、自分のやりたいことだけを立派にやり遂げた総理大臣」として、後世受け継がれていくんですかね。

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