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2006年7月26日 (水)

ローソンが変だぞー

こんにちは。X3です。今回は、マーケティング的なお話です。

コンビニ業界過渡期みたいですね。

日経MJに『コンビニ全世帯対応へ』という見出しが一面を飾ってました。以下記事抜粋。

「コンビニエンスストア業界が転機を迎えている。日経MJがまとめた2005年度のコンビニ調査では、全店売上高の伸びが2.0%いとどまり、成長の鈍化が鮮明になった。各社は主婦や高齢者など新市場の開拓に向け、生鮮食品の販売などに取り組み始めた。全国一律の店舗運営を見直し、新たなビジネスモデルを模索している。」

だそうです。舵取り難しそうですね。

その中で、ローソンの動きちょっと変じゃないかと気になっとります。生鮮コンビニの「ローソンスストア100」、女性向けに健康志向の商品を集めた「ナチュラルローソン」、高齢者向けの商品を増やした「シルバーコンビニ」など、7つの店舗モデルを用意。客層に合わせて既存店を細分化してます。

本家「ローソン」、やられるでしょうね。そう、確実にね。

コンビにって、いろんなジャンルの売れてる商品が「パッケージ化」されてるところが良かったわけで。そして、それを欲しいと思った時に、すぐ手に入れることができたことが、また良かったわけですよ。だから、価格が多少高くても売れた。

つまり、「○○が欲しいと思ったとき、とりあえずコンビニに行けばあるかも」という価値観を刷り込んだことが成功要因のひとつだったわけですよね。

それをターゲットの嗜好で分けたお店を作った途端、○○が欲しいと思ったときに、「ローソン」には行かないわなぁ。

店舗を細分化するということは、そのニッチ店舗で経営が成り立つということです。ということは、そういう欲求を持った人が多いということです。だとすると、ほんとうならローソンに行ってた人が、ニッチローソンに行ってしまう人が多くなるというのは、ビールを飲んだらオシッコが近くなるのと同じぐらい自然な摂理なわけで。

だから、「ローソン」自体の価値が全然見えなくなってくるんですよね。なんのために「ローソン」があるのかがわかんなくなっちゃう。

ブランドストレッチの失敗例かと、思っております。

もし業態でやるなら、ひとつありかなと思っているのは、「御用聞き高級コンビニ」。看板は付け替えますよ。ローソン高級コンビニって言われてもねぇ。困っちゃいますよね。

セレブな人たちが大事にするのは、なんといっても「時間」です。彼らは「時間の有効活用」ができるモノに対しては、お金を使います。彼らのコンシェルジュ的な立ち位置としてのコンビニならやっていけるかもと、密かに思ったりなんかして。

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» 銀座にローソンがベーカリーショップをオープン [総合情報ニュース徒然草]
一時は、街中では100mも歩けばコンビニに当たるという状態だったが、最近は車で走っていても閉店されたコンビニが目立ったり。  なんでもコンビニも売れる店は売れるのだが、売れない店はとんと売れないらしく、本店に支払うロイヤリティを送るだけでカツカツなのだそうだ。  コンビニと言えば客周りがよく、「●ーソン」や「●ブン●レブン」といったブランドがあれば品物は売れるようになるとも思われがちだが、そういうものでもないらしい。  ただ、私の近所には「●●県で●●売上げNo1!」とい...... [続きを読む]

受信: 2006年12月 1日 (金) 16時54分

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