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2006年8月 2日 (水)

メディア価値

こんちには。X3です。今回は、マーケティング的なお話です。

『TVCM崩壊』読み終わりました。

テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0

うーん、タイトルほど衝撃は受けなかったなぁ。正直なところ。

要は、Web2.0の流れの中で「情報の民主化」が進み、TVCMに頼らなくても、いつでもどこでも欲しい情報を手に入れられる環境を消費者は手に入れました。何が起きるかというと、TVCMの情報王座からの陥落です。引導を渡したのは、もちろんGoogle。さらに、日本のHDDに当たる「Tivo」の存在がCMの存在価値を大きく下げる状況を生み出したわけです。CM飛ばしちゃェ~ってね。だから、その現実を受け止め、いつまでもTVに頼ったコミュニケーションを行うのではなく、新しいパラダイムに対応していこうではないか。諸君。それはこうだ!みたいなことを述べてます。

まぁ、読まないよりは読んだほうがいいかもというレベルですかね。

読み終わって思ったのは、確かに日本もTVCMを取り巻く環境はヒドイですけど、アメリカほどは廃れないだろうなぁということ。

なぜか。

それは、流通さんのチカラが以上に強いことがあります。例えば、「コンビニ」。コンビニに商品を入れようとすると、CMやんないと入れてくれませーん、コンビニ様は。メーカーよりもコンビニの方が圧倒的にチカラ関係が上なので、コンビニ様がそういう態度なら、TVCMを作らざるを得ない。コンビニの棚が取れないとなると、商品が存在しないと同じことになりますから、そりゃ、作りますわな。そんでもって、陰で代理店はニンマリしてます。

技術革新により商品サイクルが早まり、お店に置いてもらうために、そのたんびにCMを作る。この流れが変わらない限り、CMは作られ続けるでしょうね。そして、似たような商品ばっかのCMが流され、ますますCM離れしていく。けど作んないわけにはいかないという、代理店とTV局だけが喜ぶ負のスパイラルに陥っていくのかな。

というわけで廃れることはないと思うわけですが、

TVCMを含め広告に求められるものは変わっていくんでしょうね。

今まで広告は、商品のことを「記憶」させようとしていたわけですが、「検索」という手段を手にした消費者は、すぐに調べられる環境にいるため「記憶に留めておく」という行為をわざわざしなくなります。気になったら、調べればいいわけですからね。

以前は、記憶させなくてはいけないから、TVCMやって、新聞やって、雑誌やってみたいなことをやってましたけど、「記憶」という事を役割として担わなくなるなるとですよ、「認知」と「興味」をいかに喚起することができるかが、マス広告に求められるわけです。とすると、マスメディアとして「TV」が残り、ターゲットメディアとして「雑誌」が残るのかな。あとは、マスじゃないけど、アウトドアメディア系ね。これは、今後めちゃめちゃ大切になるんでしょうね。(アウトドア系に関してはいつか話したいと思います)

新聞はどう考えても広告媒体としては、価値ないよなぁ。

アウトドアがますますアッチチなメディアになっていくんだろうなぁ。

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コメント

本、読んでないのでよく分からないけど、「それは、「コンビニ」の存在です」のあたり、少し乱暴じゃない?
コンビニ商品なんてCF対象商品の全体の1%もないのだし、それも飲み食いモノだけだし、その動向だけでTVCMの勢いに棹差す云々は言えるのかな。
「大きな衰退の潮流があって、その川岸の澱んだところには小さな泡の逆流もあるが」というレベルじゃないのですか。
CMよりもTVそのものが怪しくなっていること、
ごく一部を除いて番組自身がダメになっていることの方が重大なのじゃないでしょうか。
マスメディアの人間なんて、所詮芸人のたぐいだもの。江戸時代までは「河原乞食」と言われたエタ・ヒニンの人種です。為政者にとって彼らほど扱いやすい人種はいなかった。はした金をつかませればどんな太鼓もちでもやってくれた。不平不満のガス抜きを自分で志願して、社会上層の安泰を図るうつけものだったわけです。そして都合が悪くなると「奢侈禁止令」とかであっさり追放されちゃう。スポーツ新聞の記者の名刺に「ジャーナリスト」と書くの同じくらい笑わせてくれます。
そんな芸人の子孫がプロデューサーだのアーティストだのになってメディアを仕切っちゃっても、長続きするわけありません。
TVに映るのはネタ割れのあざとさばっかり。これじゃ5つの子供にも馬鹿にされてしまいます。追従連発タレントに囲まれたさんまがそろそろ翳ってきているのは当然だよね。
TVがいいのは資本主義が自分の毒にやられていない中進国までかな。


投稿: 893 | 2006年8月 2日 (水) 13時58分

そうですね。ちょっと今のままだと乱暴ですね。コンビニ話しは、自分の飲み物クライアントのことをイメージして書いてしまったんで、言葉足らずだったです。「飲み物とかを見ると」なんていう、例えをいないといけませんね。

投稿: X3 | 2006年8月 2日 (水) 14時47分

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