2007年4月 3日 (火)

スゴイ感じです。

こんちは。X3です。

今気になっている本はこいつです。【Webキャンペーンのしかけ方】。

Webキャンペーンのしかけ方。 広告のプロたちがつくる“つぎのネット広告”

この本がめざしているのは、「ターゲットの心を動かすこと。そしてかたちだけではなく本
質的な意味で、企業と個人がつながり継続的な関係を築くこと----つまり、ブラ
ンド構築を強く意識したコミュニケーションを、Webで実現しようとしているのである」

だそうです。

こうもIT環境が進展してくると、「Webでブランド構築」ってありですよね。

今までもこういう話はあったんですが、ボクの中では「Webは販促ツール」だったんですよね。最もアクションに近いツールというか。メディアというか。なんかそんな位置づけでした。Webがブランディングまでの役割を担っちゃうといろんな意味でスゴイことです。

そうなってくると、コミュニケーションの中心に位置づけられるわけだしね。代理店のビジネスモデルの崩壊近し!?と思わせるような気もしますがね・・・

なんか、頭の中をゴロット変えられそうな気がしてて、ちょっと楽しみな本です。

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2007年3月15日 (木)

ブーム

こんちは。X3です。

前回紹介した『進化しすぎた脳』の影響で、またまた脳本買ってしまいました。この池谷さんの本は面白いね。ホントわかりやすく書いてくれてるから、はまっちゃってはまっちゃって。今朝は、一駅電車を乗り過ごしてしまいました・・・

恐るべし、池谷先生。

見てくれてきには、こんな感じです。

記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方

こちれも大層面白いかと思います。是非ご賞味あれ。

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2007年3月12日 (月)

広告会社は変われるのか

こんちは。X3です。

『広告会社は変われるのか』という本を買ってしまいました。まだ読んでません。なかなか変われないんじゃないんですかねー。TVCMはラクだし、儲かるから、みすみすこの利権を代理店が手放すとは思えんしな・・・大手代理店なんてTVCM権利媒体がなくなっちゃうと、やっていけんだろうし。倒産するよね、絶対。

広告会社は変われるか―マスメディア依存体質からの脱却シナリオ

というわけで、個人的には広告会社は変わらんぞーと思っとります。変わらなきゃいけないんだろうけどね。

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2007年3月 9日 (金)

これはホントいいですよ。

こんちは。X3です。

久々の本レビューです。

今、「進化しすぎた脳」という本読んでます。

進化しすぎた脳  中高生と語る「大脳生理学」の最前線

これはね、ホント面白いです。いやービックリするほど脳のことがよくわかる。まだ読んでる途中なんで、明快な感想は書けないんですけど、人間は脳の支配から逃れることはできないんだなと思いました。

今ある世界は人間の脳がそのように認識しているから、今の世界の形態をしているのであって、違う脳が人間にあると違う世界ができあがっているみたいな事が書いてあるんですけど、結構衝撃的でした。

コレだけ聞いてもよくわかんないと思うので、ぜひ一読を。

高校生に脳をわかりやすく説明するっていう企画なので、スーッと内容が入ってきますよ。

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2006年12月18日 (月)

ワークショップ

こんちは。X3です。

今、こんな本呼んでます。

ワークショップ―偶然をデザインする技術

今流行ってますよね、この言葉。

この本を読んでいると「コミュニケーションのあり方」を考えないといけんなーという気にさせられますね。ちょっと衝撃的でした。

「常に強者が生き残る適者生存」を前提とするマーケティングの常識を離れなさいと、この本はいいます。

ボクにとっては、これはすごーーーーく難しい。

オリエンを受けた瞬間に、この商品は競合は○○だから、マーケットの中でこのあたりにプロットし、ターゲットはこのあたりの人たちだから、○○なアプローチをしようみたいなことを、考える癖がついてます。

ボクのこの思考は、差別化を起因とした適者生存の思考以外の何者でもないです。でも、この本は、その「差別化」というのは、ホントに生活者にとって必要なものなのかを考えなさいと説きます。

僕らの商売は、クライアント様の出来上がった商売をいかに魅力的に見せるかが、生業なので、その物性的な「差別化」をいじることはほぼ不可能です。なので、そんな事言われてもなぁと思ったりする反面、そういう視点に立って、クライアント様が仰る「差別化」がホントに生活者の生活に役立つ、必要なモノなのかをあんまし、考えたことはないです。

厳密にいうと、「ホントにそれって差別化なの?」って考えないわけじゃないです。考えて、差別化じゃないよなぁと思いつつも、それを説き伏せる労力と時間のことを考えるとその差別化をいかに魅力的に見せるかということに注力したほうが、楽な場合が多いです、正直。だから、考えないようにしているというのが、正直なところですね。

これじゃーいかんですね。ハイ。よーわかっとります。ナハ。

で、この本は、商品の強みとか弱みとかそういうマーケティング要素を排除し、商品の本質を抉り出し、生活者の生活を豊かにするものは何かをワークショップで探り出しましょうと言っています。

それを、「中立変異」と呼んでいます。強みでも弱みでもないもの。今はなんともないこの変異こそが、生活者の生活を豊かにするコンセプトを生み出すものであると。

中立変異をもう少しわかりやすく言うと、

中立変異は、コンベンション(慣習)的思考からは決してでてこないものなんでしょう。コンベンションは、適者生存の論理の最たるものですからね。コンベンションをぶっ壊すもの。中立変異を簡単に言ってしまうとそういうものかと思います。

わかりやすくなかったりして・・・

このワークショップが凄いと思う別の視点は、この一連の作業をクライアントを巻き込んでできるというところかと。

一緒に考えて、クライアント自身が作りあげたモノを否定するわけがないですよね。

これをコンペの時にやられるらと思うと・・・。

ちなみに以前いたことのある会社の海外ブランチでは、ワークショップをやってコンペ11連勝というのを聞いたことがありましたよ。

ワークショップを企画・運営する部署がとある代理店ではできたと聞きます。まぁ、いろいろな意味で衝撃的な手法が日本にも根付こうとしていることだけは、確かなようですね。

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2006年11月22日 (水)

最近の本たち

こんちは。X3です。

最近の読書録です。

まずは、『マーケティング2.0』。こんな面構えをしてます。

マーケティング2.0

数人の人たちが自分の得意な分野でマーケティング2.0的な世界を紹介している本です。基本にあるのは、Webの進化により、企業と消費者は情報に対してフラットな関係になったので、関わり方を考えていけないということです。

以下の文章がこの本の真髄かと思います。

『ネットを使ったプロモーションでは、誘導しようとしたり、対峙したり、コントロールしようとしたりすると、「ズレたこと」に見えてしまい、その世界からは無視され、排除される。『「顧客」は「消費者」ではないのです。顧客は私たちとともに、フローを起こし、変化を生み、相互作用し、(一緒に)価値を作り上げていく人々です』と語っています。

要は、消費者と共創し、コミュニティを作っていくことが大切だということですよね。全くその通りかと。

「どこのコミュニティと共創するのか」。

今後すごーく大事なテーマになってくるんでしょうね。

つづきまして、『グーグル・アマゾン化する社会』。面構えはこんな感じです。

グーグル・アマゾン化する社会

なかなか奥深い本でございます。

何気なく使っているグーグルやアマゾン。ボクもよく使ってます。両サイトとも逐一個人履歴をデータとして収集しているから、情報をパーソナライズしてくれますよね。

でもそれって、便利で重宝するんですけど、それってすごーく思考的な偏りを産み出すんじゃないのかと。「関心の一極集中」、つまり、「同類志向」による集団分極化が起きやすいことを指摘してます。その結果、意見の急速な一極集中化(サイバーカスケード)がおきやすくなることは想像に難くないと書かれています。

確かにその通りかと思いますよね。その典型的な例が、参院選での小泉首相の圧勝かと。

Webがここまで日常に入り込んでいる中で、「主体性のある思考」をどのように行っていくのかってことを問いかけてくる本です。

最後に、『ガール』。面構えはこんな感じです。

ガール

30代働く独身女性の悲哀やココロがよく表現されています。寂しい女性のドロドロ物語ではなく、読み物としてもライトな感じだし、30代独身女性のマインドを知る(仕事で役たちますよ)にもうってつけの本かと。

以上、最近読んだ本の紹介でございました。

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2006年11月13日 (月)

手紙

こんちは。X3です。

『手紙』読みました。映画化されてるやつです。

手紙

映画だけでは味わえない「セリフにならないココロの言葉」を味わう作品のような気がしたので、本から入ってみました。結構面白しろかったです。ハイ。

映画は見てないのでなんとも言えないですが、犯罪者の残された家族が受ける理不尽な現実が淡々と描かれ、それに立ち向かい、克服するさまを描いた物語なので、ココロの動きがシャープに描かれてないと面白さが伝わんないんじゃないかと思ってます。

理不尽な出来事が結構描かれてるんで、それに終始しちゃうと、つまんない映画になっちゃうんだろうなぁっていう風に思っとります。

公開後、そんなに噂になってないので、出来事紹介に終わったのかなと思う今日このごろであります。

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2006年10月23日 (月)

Mobile2.0

こんちは。X3です。

これからMobileで起こるであろう「2.0」的な事柄をわかりやすく書いてくれている本です。

今やケータイ電話は「通信インフラ」に留まらず「生活インフラ」的な地位にまで昇格してますよね。だから肌身離さず持ち歩き、家に忘れたりなんかすると落ち着かないという人が出てくるまでになってるわけで。

ところがボクのケータイ電話の位置づけは、相変わらず「通信インフラ」的なままだし、肌身離してもドキドキしません。そんなボクなんで、ケータイに今起こっていることに対して、非常に疎い。ヤバイくらい疎い。

そんなボクが読んでもスーッと入ってくるくらいわかりやすいし、オモロイ。ケータイ業界の現在の状況や、今後向かっていく方向、優れもの機能の紹介などが書かれていて、お薦めの一冊でございますよ。是非一読を。

ケータイに「検索機能」と「GPS機能」が標準されたとき、そこには広告としてのスゴイ可能性がミチミチていることに、遅らせばながら感動しました。いろんな仕掛けができますよね。だから、今、ターゲットのプロフィールをとることにヤッキになってるそうです。プロフィールに厚みがあればあるほど、ピンポイントデータが送れますからね。

現在のWeb界が盛り上がっている2.0のような状態にMobileがなるのは、もうちょい先だそうです。金の鉱脈はまだまだ、眠ってそうですね。狙いますか、一攫千金を。

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2006年10月12日 (木)

電通の正体

こんちは。X3です。

電通の正体―マスコミ最大のタブー

いやいや話に聞いたことはありましたが、スゴイし、エグイですな。楽しく読めましたよ。代理店関係者の方は是非是非一読を。

この本の中でボクが最も衝撃を受けた箇所を紹介させていただきます。

(以下記事抜粋)

『最近、各代理店が競合した某外資系自動車メーカーのプレゼンで、電通社員が広告主に語った「決まり文句」が話題になったという。

テレビ枠の約20%を持っている電通、約10%を持っている博報堂。ここまでが日本の広告代理店です。

枠を持っていなければ、広告を入れ込むための調整をしづらい。このセリフ一発で外資系は日本独特の広告事情を察知し、扱いは電通の手に落ちたという。』

この箇所読んでホント驚きました。そんなこと言うんだぁ。言われたクライアントはビビッちゃうよね。電通に頼まないと効果的な広告展開できないですよって半分脅してるわけですからね。

電通に勝てないわけだよなぁ。戦ってる土壌が違いすぎるもんねぇ。

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2006年9月28日 (木)

名もなき毒

こんちは。X3です。

『名もなき毒』読み終わりました。

名もなき毒

うーん、正直物足りなかったなぁ・・・

誰のココロにも棲む悪意=毒。それは、生まれつき持っているものではなく、生まれ育った環境、周りの人々との関わりにより、大きくもなったり、小さくもなったりするし、内に篭ったままジッとしているものもあれば、外に出て人を傷つけてしまったりと、いろんな形態を持った生き物ですと。

だからいかにも悪人づらという人ではない「普通」の人が、世間をアッと驚かせる事件を起こしたりもする。悪意の成長具合は、見た目じゃわかりませんから。

その悪意は当然人によって、全然成り立ちが違います。

だから周りの人からは、なぜその人がそんな「毒」を吐くのかがわからない。たまたまそこに居合わせたという事だけで、不幸にもその毒を浴びてしまうこともある。そして、いつ何時自分にも、その毒がふりかかるかわからない。

そんな日常に私たちは生きている。

みたいな事が本の根底にはあるのかなぁというのが、ボクの解釈です。そのような人たちが事件を起こすというお話です。

Topics的にはアリだと思います。ホントそんな事件ばっかですからね。自分には明確な動機なんだけど、周りからみると「?}みたいな動機で殺しちゃったみたいな感じの事件が。だから、アリはアリなんですけどね・・・

なんかね、伏線をいろいろ張りすぎてて、それをまた丁寧に描くものだから、逆に薄っぺらい感じが否めないんですよね。特に、人物描写というか、人のココロの動きが物足りない。だから、お話を見てる感じ。グッと物語に入っていけなかったです。

でもでもでも、

9月22日の日経MJに『名もなき毒』のレビューが記事化されてたんですけど、それを見ると「好き91%」「残念9%」という数字が出てました。

正直、ビックリ。ボクの感性ってひょっとしてマイノリティ?みたいな。

ただ思うのは、調査として「好き」っていう設問ってどうかなぁと。

満足度低いボクですが、「この本が好きですか、嫌いですか」って聞かれると、嫌いなわけじゃないんで、好きよりの回答しちゃうだろうし。どうやら「どちらでもない」という選択肢もないみたいだし。それもいかがなものかと・・・

本の調査をする場合の指標は、「満足度」とか「面白かった」とかの方がいいんじゃないかと思いますけど。

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