2006年9月 7日 (木)

オモロ理論Ⅰ

こんちは。X3です。

昨日のブログで取り上げた「岸田秀」先生。

この先生の説はホント面白く、説得力のある独自の理論を展開されてる方です。こんな人がプランナーをやってたら天才として名を馳せるんだろうなと思います。ビジネスで契約したいなぁと思っちゃうぐらい、スゴイ。絶対、面白いターゲットインサイト見つけてくれるよ、先生なら。そんな岸田先生の面白い理論を順次紹介していきたいと思い、ひとつのコーナーを立ち上げてみました。「日々岸田秀」。

それでは、記念すべき第1回目のお話。「マゾヒスト」。1回目に相応しいテーマでございます(爆)

マゾヒストというのは、「子どものときに親にいじめられて、それをやっぱり愛情の表現というふうに正当化して、それが続いて、恋人なんかにいじめられると、愛情の表現だと思う人」なんだそうです。

そして、そういう人は親にいじめられているから、「自己評価が低い」。人間自己評価が低いと居心地が悪いので、少しづつ少しづつ「自分はダメじゃないよ。ダメじゃないよ」という高い自己評価を、低い自己評価の上に積み上げていくことで、低い自己評価を無意識へ抑圧するそうです。だから、表面的には高い自己評価に基づいて生活をおくるようになります。

しかし!

その高い自己評価は作為的なものなので、それを維持することに疲れます。だから、時には緊張を強いられる高い自己評価を捨てちゃって、もとの最初の低い自己評価に戻ると、一種の開放感、安定感、安心感が得られちゃう。ホッとしたような感じ。そのため、わざわざ自分を貶めるようなことをするとか、人が自分を軽んじるようにもっていくとかしちゃうんですって。それがマゾヒストの精神構造だそうです。

そして、それが、性的快感と結びつくと、性的マゾヒストになるですって。性的マゾヒストというのは、普通の日常生活では高い自己評価を維持していて、性愛という限定された安全な場面で演技的に低い自己評価を表現し、満足させるわけです。

そういえば、SMクラブに来る人ってインテリジェンスが多いって聞いたことあるよなぁ・・・

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